富永ふじこさん

「男はつらいよ 寅次郎真実一路」のマドンナ


彼女の夫は、一流証券会社の課長。
ある日、寅さんと富永は飲み屋で一緒になり
意気投合した二人はすっかり酔っ払い
ついには富永の家に泊めてもらうのでした


そんな中、
一流企業で働く富永は
激務によるストレスから、
心の病になってしまい
ある日ついに、失踪してしまう


心配した寅さんは
富永を探すとともに
妻のふじこを励まし続けました


いくら探しても見つからないでいた、ある日
寅さんはすっかり落ち込んだ
ふじこを、とらやに食事に招待しました
おばちゃんの手料理と
寅さんの面白い話で
ふじこさんは、ほんのひと時でも、ほっとした様子



その席で、ふじこさんは
いっしょに連れてきていた
小学生のひとり息子にを歌わせて
みんなに聞かせます。
その子の透き通る綺麗な歌声に
とらやのみんなは、とても喜んでいました。


そんな中、
ふじこさんは、息子をじっと見つめながら、
ひとり、涙ぐむんですよね・・・







何故この時、ふじこさんは涙ぐんだのか??


・父親が失踪してしまい、この子が不憫に感じたから?
・夫にもしもの事があったら、この子にも苦労をさせると思たから?
・不安でしょうがない気持ちが、ついこみ上げて?

頭の悪い私には分かりませんが
この時に、この子が歌った歌、
「里の秋」
その歌詞は・・・


「里の秋」
静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた

明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨の 渡る夜は
ああ 父さんのあの笑顔
栗の実 食べては 思い出す

さよならさよなら 椰子の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ 父さんよ御無事でと
今夜も 母さんと 祈ります




・・・戦争で異国の地で戦う、父親を思う歌なんですよね
また、母は自分が守ると
そして、いつか自分も父さんと同じように
お国のために働きます
という内容なんだそうですね



じっさい、ふじこさんの息子はそんな気持ちで歌ったわけではないし
ふじこさんも、その心意気に涙したわけではないんですが
この場面で歌う歌を
「里の秋」にした
山田監督・・・
やっぱり奥が深いなあと、あらためて痛感しました



考えすぎかも知れませんがねえ~~~(^^♪








コメント

  1. 彰(あきら) より:

    RUUさん、久しぶりに寅ネタですね!

    ふじ子さんの涙。

    RUUさんのお考えのとおりだと僕も思います。
    あの「里の秋」は母子で父を待ち続ける歌なんです。
    父の無事を祈り、父の帰りをひたすら待つんですよね。

    父は椰子の実の実る南方にいるんでしょうね。

    僕は今その椰子の実の実る南方の小島で暮らしています。
    日本が恋しいです(^^;)ゞ

    歌の3番はいろいろな理由で歌われることが少ないですが
    僕は↑のように自分の境遇を思い、3番も好きです。

    RUUさん、
    寅ネタはレスがガクッと少ないかもしれませんが、
    少なくとも僕はいつもずっと待っているんです。
    まだかなまだかなって…。
    RUUさんの寅ネタは心がスッ…と落ち着くんです。

    また寅ネタ書いてくださいね。

  2. RUU より:

    彰(あきら)さん
    コメントありがとうございます

    あの場面で歌が「里の秋」
    山田監督はやはり細かいですね

    はっ ( ̄□ ̄;)
    失踪した富永も、南方にいたんですよね
    小岩のおがみばばあの占いでは
    北海道でしたが (* ̄m ̄)プッ

    彰(あきら)さん
    言い訳をさせて頂けるならば
    ”寅ねた”僕は定期的に書いております
    ひと時、このブログ上ではなく
    SNSの日記に書くようになっていたのですね
    思いついては書いておりましたよ 
    まあ、内容は陳腐なものでしたが (^^ゞ

  3. 彰(あきら) より:

    >ひと時、このブログ上ではなく
    >SNSの日記に書くようになっていたのですね

    あ、そうでしたそうでした(^^;)ゞ
    SNSでは寅ネタの日記ずいぶん書かれてましたものね。
    なるほど、2つに書く場所を分けておられたんですね。


    >失踪した富永も、南方にいたんですよね

    ほんとだ…!
    鹿児島は南方で、しかも椰子の実も実ります。
    おお!そこまで監督考えていたのかも…。
    あり得ます。十分にあり得ます。

    そうそう『小岩のおがみばばあ』おおはずれ~!でしたよね。
    ああいうものは当てになりません。
    ちょうど真反対…ああ…(TT)
    早とちりして行かなくてよかったですね。

    米倉斉加年さんは故郷九州なんですよね。
    青春期まで九州です。
    あ、鹿児島じゃなく福岡だったと思いますが…((^^;)

    ちなみに「ふじ子のテーマ曲」は
    この「里の秋」の出だしの旋律を
    アレンジしていますね。

  4. RUU より:

    彰(あきら)さん
    コメントありがとうございます

    枕探しには椰子の実も
    実るのですね
    ああ・・・屋久島行きたいです


    ふじこのテーマは
    里の秋のアレンジが入っているのですか!
    やっぱり細かいんですね~
    すっごいなあ

  5. fpbird より:

    里の秋
    この歌をこれほど
    じっくり意味を噛み締めて歌詞を目で追い、頭の中で黙唄したのは初めてです!
    歌はその背景を考えるとこれ程簡素に強く送ってくれるメッセージはないということを感じます。

  6. RUU より:

    fpbirdさん
    コメントありがとうございます
    神様、山田監督は
    きっとそこまでお考えで
    音楽とかも決めているんだ~~
    と勝手に思い込んでいます (^^ゞ
    見れば見るほど、「男はつらいよ」の
    奥の深さに感動します

  7. 小寅 より:

    旅に出ており出遅れました!
    RUUさん、
    私もRUUさんの寅ネタ待ってますよ♪

    そうなんです、小岩のおばばは北海道と占って
    たんですが、実は真反対の九州は鹿児島。
    私も何か監督のメッセージがあるのかな?
    って思ってました。

    ♪静かな静かな 里の秋
    好きな歌です。
    「里の秋」ってそういう意味の歌だったんですね!
    知りませんでした。
    そして、
    「ふじ子のテーマ曲」が「里の秋」のアレンジ
    ということも初めて知りました。
    う~~ん、勉強になります。。。

  8. RUU より:

    小寅さん
    コメントありがとうございます

    小寅さんの旅というと・・・
    なんだか凄そうです
    わくわくです!! ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    こういう意味の歌でした
    そう思うと、あの場面で満男が
    歌うのをやめたのは正しいです!
    はっ ( ̄□ ̄;)
    まさか、満男もそこまで考えて
    歌うのをやめたのでしょうか・・・
    ・・・(^^)

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