つねさん語録 №2

本名:車つね。
寅さんの叔母。我らがくるまやのおばちゃん。
キップはいいが、涙もろくて心配性。超がつくほど現実主義の彼女は
柴又の涙と笑いのポイントゲッター。

つねさん語録 №2

「続・男はつらいよ」 (2)

寅さんは恩師、坪内先生の娘、夏子に恋をしたのだが
夏子は寅さんの苦手なインテリ、二枚目の医師、藤村という男と結婚
寅さんは失恋し、旅へ出てしまう
そんな時、堅気になった登がやってきて寅さんの心配を・・・

「ホントにねえ、あんたはどっか見どころがあると思ってたけど、
よく堅気になったねえ、偉いよ~」

「いえ、そんな」
「それに引き換えどうだい?兄貴の寅、本当に馬鹿だねえあいつは。」
「全然郵便きませんか?」
「来るわけねえだろ。」
「兄貴の好きだった、お嬢さんはどうしてますか?」

「三日前に結婚式だったんだよ。
相手はお医者さんでね、立派な人だよ~」



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そうです、もうすでに第2作のこの頃から露呈している、おばちゃんの特徴
権威に弱い ( ̄~ ̄;)
師のつく職業の人にはすぐに一目置いてしまいます
そして・・・
二枚目に超弱い ( ̄□ ̄;)
これはもう露骨!!二枚目と見るやタチマチ味方
寅さんや、おいちゃんや、タコ社長はその時点で眼中無し!!!

この時の寅さんは、それはそれは悲惨なふられ方、家族じゃなくても心配な程
そんな中でも、身内そっちのけで、二枚目のお医者さんにうっとりな
非常にわかりやす~い、おばちゃんなのでした。




コメント

  1. 彰(あきら) より:

    おばちゃん岡倉先生、田所先生、池ノ内青観、等々
    枚挙に暇がありません(^^;)

    「わかんない男だねえ~、
    そういやって偉い学者の
    先生たちがいろいろ研究して
    くださってるからこそ
    私たちがこうやって平和に
    暮らしていられんじゃないの」

    みんなでハレホレハレと
    吉本新喜劇コケをしそうでした(^^;)

    二枚目に弱いのも筋金入り。
    特に高梁からやってきた一道や
    三郎青年などのスーパーAクラスには
    露骨に目をつけてましたよね(^^;)

    12月はバンコクは雨がほとんど降りません。
    暑いよおおおお~(TT)

  2. RUU より:

    彰さん
    第2作では、禁句”お母さん”
    の場面の三崎千恵子さんの
    顔での芝居が最高です
    森川さん顔負けの顔芸でした

  3. 彰(あきら) より:

    あの場面ではあのご両人の表情しぐさ笑えますよね。
    初期の三崎さんってちょっとパンチがきいていて
    表情が豊かでなかなかやんちゃですね。

    おばちゃんの顔芸といえば、
    第18作の芋の煮っ転がしイッキ丸かじりも
    僕の中では永遠に不滅です(^^)
    あ、あれは顔芸とは言わないか…(^^;)ゞ
    あ、第28作のチャルメラ泣きも不滅です(^^)
    あ、これも顔芸…じゃないか…(^^;)ゞ

  4. RUU より:

    彰さん
    そうです、
    そのように、つねさんからは
    絶対に目が離せないんです

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