9月25日。
八ヶ岳の、阿弥陀岳へ行ってきました。
阿弥陀岳
八ヶ岳連峰の中で、赤岳、横岳に次いで
3番目に高い山。
山岳宗教に由来した山で
阿弥陀如来像をはじめ、
多くの講中碑が奉じられている。
行程
美濃戸口 → 御小屋尾根登山口 → 御小屋山 →
不動清水入口 → 摩利支天 → 阿弥陀岳 (ピストン)
この日は平日ですが、お休みでした。
しかも、大陸からの高気圧に覆われ
絶好の登山日和です。
この夏、天候に恵まれず
運に見放され、山にも愛想つかされて
夏山山行のなかった私…
なのでこのチャンスはなんとしてでも
充実した山歩きがしたい (≧◇≦)
一晩中、考えに考えた結果
俺には生涯、八ヶ岳という
あ強え~味方があったのだ!!
という訳で、八ヶ岳連峰第3の高峰
阿弥陀岳へ、日帰り山行です。
美濃戸口から、御小屋尾根で阿弥陀岳へ(美濃戸口~御小屋山)
八ヶ岳山荘駐車場
美濃戸口にある、八ヶ岳山荘の駐車場に
車をとめさせてもらいました。
いつも思うケド、八ヶ岳山荘さんの駐車場
登山前にトイレから何から、すっごく整うので
とても便利です。駐車場代安いくらいだ。
美濃戸口
山歩き、スターティン (^o^)/
まずは美濃戸の別荘地の中を歩いていきます。
ここは標高1500mの高地なので、
くそ猛暑の夏でも、涼しいだろうなあ
いいなあ…
御小屋尾根登山口
別荘地の中を歩く事30分、
やっと登山口に到着しました。
ここから舗装路とお別れです (^^)
阿弥陀岳には今回、御小屋尾根で登ります
日が昇って来て、あたりが明るくなってきました。
ひんやりとした空気が清々しいです
この辺りは、南アルプスでよく見られる
地衣植物のサルオガセがよく見られた
林床が苔むしていて、悠久の森という雰囲気
舟山十字路からの道と合わせる
御小屋山
御小屋山、標高2136m
登り始めからの標高差、649m
別名:御柱山
”御小屋”とは、諏訪大社の奥社の事
七年に一度の、諏訪大社の御柱祭のモミの大木は
本来は、この山から伐り出されます
美濃戸口から、御小屋尾根で阿弥陀岳へ(御小屋山~頂上稜線)
御小屋山からは、しばらくなだらかな道がつづきました。
途中、展望のいい所も。
まだまだ先は長いです (^^;)
不動清水入口
不動清水への分岐は、上と下とありました。
水場へは、7~8分
八ヶ岳屈指の長大な尾根、御小屋尾根は
不動清水から先が、非常に急登となり
山頂直下まで、ひたすら急な登りとなります
急登が続き、かなりツラいです (-_-;)
登ってきた道を振り返っても
急すぎて、下の方は見えない…(-_-;)
展望の開けたところで、大休憩♪
休んだとて、急登はこれでもかと続く…
頑張るしかない
それが登山デス
シャクナゲや、コメツガの背丈が低くなってくると
やっと上が見え始めました。
やがて、足元がザレてくると
森林限界へと飛び出しました。
と同時に
僕の体力も限界に。
硫黄岳と、横岳の迫力ある姿を見て、
自分を奮い立たせます
もう少しだ
頑張ろう!!!
歩いてきた御小屋尾根を振り返ると
圧巻でした‼
すげえ~
これ歩いてきたのか ( ̄ロ ̄)!!!
ハイマツ帯の、ガレ場を登っていくと
上部は、ロープが設置されている
ガレていて、浮石も多く
足場が悪いので
お助けロープです
梯子も。
こんにちは~
どこまでですか?
もう限界で…
ここで撤退かもデス
これ登れば、あとは頂上まですぐですよ
頑張ってください!
やっとこさ、頂上稜線へと登りつきました。
頂上稜線、摩利支天を超えて、山頂へ
稜線を、山頂へと向かいます
まず手前の岩場をトラバースするように進みます
摩利支天
このコースの核心部ともいえる大岩、
摩利支天を、ロープ、鎖、梯子を使い
越えていく。
行場と書かれた、御影石の埋め込まれた岩
修行の場だったのだろうか
凄い所で修行するなあ…( ̄ロ ̄)!!!
摩利支天より、阿弥陀岳、中岳、赤岳
梯子を下りて、怖かった大岩、摩利支天をクリアー
あとは、山頂へのビクトリーロード
ヘロヘロなんで、
ビクトリーでもなんでもないんだけどね (^^;)
やったーー
見えました ヾ(≧▽≦)ノ
阿弥陀岳山頂と、山頂からの展望
阿弥陀岳山頂
阿弥陀岳、標高2805m
累積標高差、1365m
歩いた距離(下山も含む)、12.1km
記念撮影
御小屋尾根、厳しかったけど
あきらめないで良かった
凄くいい天気で眺めも最高!
しかも山頂貸切だ ヾ(≧▽≦)ノ
阿弥陀岳山頂からの展望
この日は流石の登山日和
山頂からは全方位見渡せて、凄い日でした。
まずはお隣、ド迫力の赤岳兄さんです。
富士山もキレイに見えてます
三ツ頭、権現岳、編笠山、西岳
その向こうは南アルプス
北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳
入笠山とかの向こうに、中央アルプス、御嶽山、
諏訪湖の奥に乗鞍岳、北アルプス、槍穂高連峰
蓼科山、天狗岳、硫黄岳
遠くに北アルプス、後立山連峰と
火打、妙高も見えました
ピストンで、下山
それでは、下山しま~す (^o^)/
摩利支天、注意していきましょう
夏山無しで、ふて腐っていたけれど
今回、最高な八ヶ岳だったので
許す!!!
ヘロヘロになりながらも、
御小屋尾根、無事下山完了!
ほっとしました~(^^;)
あとはまた、美濃戸の別荘地を歩いて
八ヶ岳山荘へ帰るだけ
別荘で過ごしてた方々が
「お疲れ様~」なんて声をかけてくれました。
さすが、金持ちは
心に余裕があるね~(^^)
美濃戸口
足が遅いのと、疲れで
11時間30分かかったけど
とてもいい山歩きができました。
ゴーーール ヾ(≧▽≦)ノ
御覧いただいて、ありがとうございました <(_ _)>
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